外国籍の方の相続登記について

相続

「父名義の不動産の相続登記はできますか?父は外国籍でした。」
今回は、このようなご相談をいただいた50代男性からの相談事例をご紹介します。

相続登記というと「戸籍を集めて手続きするだけ」と思われがちですが、被相続人や相続人が外国籍である場合、確認すべきポイントが多く、慎重な対応が必要になります。
このケースでは、ご両親ともに外国籍で亡くなられており、現在の相続人は帰化し、日本国籍のご相談者である長男と長女のお二人でした。
今回、お父さまの相続手続きをするまえに、お母さまも亡くなられたため、
「数次相続」になり、相続関係を一つずつ整理していく必要がありました。
日本国籍の場合は戸籍を集めますが、今回は外国の戸籍にあたる書類などが必要でした。
ご相談者さまは大使館を通じて書類を取得されていましたが、すべてが揃っているわけではありませんでした。
当事務所では、現在の相続人がお二人のみであることを整理し、補足資料を整えたうえで法務局と調整を行いました。
その結果、無事に相続登記を完了することができました。
外国籍の方の相続登記では、「書類が足りない」「何から始めればいいかわからない」と不安になる方も多くいらっしゃいます。しかし、状況に応じた進め方を一緒に考えることで、手続きは前に進めることができます。
「自分のケースも当てはまるかもしれない」
そう感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。